天皇杯 3回戦 ホーム 長崎 vs 鹿島「初めてのJ1チームとの対戦!」

2回戦2025.6.11 (水)ホーム筑波大学2-1 (WIN)
3回戦2025.7.16 (水)ホーム鹿島アントラーズ1-2 (LOSE)

リーグ中断

前節、いわき戦をもってリーグ戦は夏の中断期間に入りました
再開は第24節のホーム仙台戦(2025/8/2)からです

しかし、長崎はいわき戦から中3日で天皇杯3回戦
夏季休暇はしばらく先になります

いよいよ「J1」との対戦

1ヶ月ぶりの天皇杯です
2回戦は筑波大学に勝利しました
天皇杯 2回戦 ホーム 長崎 vs 筑波大学「初めての天皇杯!初めてのゴール真裏!」

鹿島アントラーズ
そして、今日は3回戦
相手はJ1屈指の強豪「鹿島です」
現在、鹿島はJ1で首位争いをしていますが、ここ数試合は不調のようです

ちなみにタイトルの「初めてのJ1」は新米サポである私にとっての「初めて」です😊

長崎は過去にも鹿島に天皇杯やリーグ戦で負けています(通算0勝4敗)
長崎にとって印象深いのは、2019年の天皇杯準決勝の敗戦でしょう
勝っていれば新国立競技場の柿落としとなる決勝戦に進めました
しかし、結果は残念ながら敗れました「2-3」

鹿島にとっては記憶にも残っていないでしょうが、長崎にとっては違います
新米サポの私ですが、過去の戦歴を調べるうちに、だんだんと勝ちたい気持ちが湧き上がってきました
絶対に勝ちたい!
相手が格上なら長崎には何も失うものはない
むしろ鹿島には「J2に負けられない」というプレッシャーがかかるはずです

リーグ戦が一番大事ということも理解しています
でも、絶対に勝ちたい
矛盾していますが、正直な気持ちです

ピースタの画像
いよいよ鹿島との対決
ヴィヴィくんの画像
ヴィヴィくんのルーティーンはいつも通りです

スタメン
鹿島は予想通りリーグ戦とは異なるスタメンです…よね?
知念、柴崎、チャヴリッチ、レオ・セアラ、…
もう少し入れ替えても良かったのでは?(笑)

長崎は意外でした
4日前にリーグ戦を戦ったばかりですが、蛍を筆頭にいわき戦に出場したメンバーが多数を占めています
高木監督の力の入れようが分かります

DF 4番「エドゥアルド」
怪我で戦列を離れていましたが、やっと帰ってきてくれました
頼もしいDFリーダーの復帰です

今日もゴール真裏から応援
天皇杯ということで、今日もゴール真裏から応援します
鹿島が相手ということで、かなりの観客が入っています

コルリさんから中央に詰めるよう呼びかけがあったので、中央に詰めるとタスキがある席に来てしまいました
そう、バンデーラです
見たことはありますが、持ったことはありません
どう扱うのが正解か分かりませんが、せっかくの機会なので見よう見まねでやってみます

鹿島の決起集会の声が響きます
テレビで聞いたことがあるチャントを聞いて、本当に鹿島が来たんだと実感します
鹿島のチャントはかっこいい

ピースタ2の画像
今日はここから応援します
鹿島サポの画像
鹿島サポーター(試合前なので少なめ)

前半

試合開始

前半 9分 0-1 失点
 決めたのはチャヴリッチ
 クロスをクリアしきれず流れたボールをダイレクトで決められました
 早い時間の失点は避けたかった

 しかし、まだ時間はあります
 同点を目指します

 チャンスを作り出し、惜しいシュートは何本かありましたが、決めることはできませんでした
 しかし、後半に期待が持てる前半の戦いでした

後半

 後半からマテちゃん、山﨑が入ってきました
 期待してしまいます

後半 8分 0-2 失点
 またもや早い時間の失点です
 ゲーム展開に圧倒的な差は感じません
 しかし、鹿島はしっかりと決めてきます

後半 13分 1-2 得点(山﨑 凌吾)
 左から翼がクロスをあげ、山﨑が頭で決めました
 早い時間に1点返せたのは大きいです
 一気に同点まで持っていきたい

 しかし、ここで鹿島もメンバー交代です
 お馴染みの選手が入ってきます
 鈴木 優磨、松村、三竿、…😅
 望むところです
 ようやく引きずり出すことができました

 あと一点取って同点にすれば、鹿島には焦りが出るはず
 そうなれば、勢いのまま逆転も可能です

 後半は長崎の方が多くのチャンスを作りました
 最後まで攻め続けましたが、最後の精度が悪く得点は奪えません

試合終了

J1とJ2の差

勝負を分けたのは…
内容は良かったと思います
しかし、勝負を分けたのはゴール前での個人の技術の差
「惜しいで終わるか、しっかり決め切るか」
鹿島の選手はゴール前でも落ち着いていて、余裕があったように見えました

一方、長崎はリーグ戦でも同様ですが、チャンスは作るが決めきれない
ここが課題だと思います

そして、鹿島は決してよくはなかった
特にDFにはつけ入る隙があったように思います
それでもしっかりと守り切って勝つことができる
残念ながら相手の方が上手でした

悔しい!本当に悔しい!
しかし、色んな面で長崎はいい経験になったはずです
ある程度はやれるという自信にもなったかもしれません
課題を明確にし、リーグ再開後に力を発揮してもらいたいものです

サポーターの差
長崎まで多くの鹿島サポーターが来てくれました
それでも長崎に比べれば圧倒的に少ない人数です

しかし、おそらくですが鹿島サポの方が応援の声は出ていたと思います
理由は単純で鹿島サポの方が一人一人声を出していたから
逆に言うと長崎サポは人数はいるけど、声を出す人が少ないからです

もしこれがJ1のリーグ戦だとしたら、もっと多くの鹿島サポが集まることでしょう
そうなれば、長崎のホームでありながら、簡単に鹿島のホームのような雰囲気にされてしまいます
長崎のゴール裏はもっと声を出しましょう
「revive team」はいつも出していると思うので、それ以外の人たち
つまり普段のリーグ戦で指定席に座っている私のような人たちです

ピースタができて一年目
ホームゲームで常々思っていました
ゴール裏指定席でチャントを歌う人が少ないと
私のように新規の人が多くいると思います
仕方がない面もあるかと思いますが、はっきり言います

ゴール裏は応援席であって、観覧席ではありません
声を出さない人はメインスタンドかバックスタンドで座って観戦してください

クラブ公式でも「熱狂V・ファーレンシート(つまりゴール裏):熱く応援したい方向けのシート」と書かれています

「熱く応援」というのはチャントを歌うことです、手拍子をしっかり頭の上でやることです
チャンスの時だけ声を出したり、ストレス発散でヤジを飛ばすことは応援ではありません

偏った意見と思われる方もいるかもしれませんが、これは私のブログなので好きに書かせてもらいました😊

大部分の人は「V-VAREN」が好きで、チケットを買ってピースタまで足を運んでいるはずです
それなら声を合わせて選手に声を届けましょう
一人の声は届かなくても、みんなで声を合わせれば選手の力になるはずです

ピースタ3の画像
試合終了後のピースタ
鹿島サポ2の画像
ゴール裏の鹿島サポーター

未来への希望
この日の入場者数は「11,388人」でした
通常のリーグ戦と比べれば大したことありませんが、水曜日でこの入場者です
2回戦の筑波大学戦は「5,204人」と半分以下でした

つまり鹿島戦なら見たいと思った人が、平日でも5千人ほどいたということです
これが週末ならもっと増えることでしょう

鹿島はJ1でも屈指の人気チームですが、今年J1に昇格することができれば、来年からのホームゲームはどこが相手でも毎試合完売になるのではないでしょうか

あれだけのスタジアムを作ってくれたジャパネットには、クラブ維持のために利益を出して貰わなければなりません
赤字続きではいつか限界が来ます
そのための第一歩はピースタを満員にすることです

今回の入場者数を見て、その第一歩は達成できるのではと希望が持てました

気づかなかったこと

自分では気づけないことを知ることが第一歩
鹿島戦、鹿島サポさんの中に車椅子を使用している方がいました
Nahoさんです
その方は本当に鹿島が好きなようで、リーグ戦不調なチームを応援するために長崎までお越しになりました
「男! 植田」推しのようです😊

ピースタ観戦をまとめられた、PEACE STADIUM Connected by SoftBank in NAGASAKI🐈
丁寧に作られたこの記事は、ぜひ読んでいただきたい内容です

内容を簡単に紹介すると、
・ピーススタジアムまでのアクセスについて
・ピーススタジアム内部の動線、設備等について


最新のスタジアムであるピースタ
県外からも多くの方がお越しになります
新しいから当然、車椅子の方にも優しい作りだよねと私は勝手に思い込んでいました

違いますね
考えてもいなかったが正確です
恥ずかしいことに自分を中心に生活していたので、他の方の立場になって物事を見れていなかったのです
こちらの記事で多くの気づきを得ることができました

ピースタには多くの課題があります
物理的なハードルをクリアするのは簡単なことではないでしょう
しかし運用を工夫することで解決できることもありそうです

今回の件で、まずは知ることが大事だと教えていただきました
運営にも知っていただくために、クラブの公式にある「問い合わせ」から何度かお伝えしましたが、具体的な動きはまだないようです
民間の施設ですから簡単なことでないことは承知しています
でも、長崎のためにこれだけ尽くしてくれているジャパネットを信じたいと思います
今後も伝え続けます

そして、私がすぐにできることもあります
それは周囲への気配りです
車椅子を使用する方に限らず、色んな方がスタジアムに訪れます
ちょっとした声掛けや手助けで解決することがたくさんあると思います
訪れる方、全員が楽しかったと笑顔で帰れるスタジアムにしていきたい
本当に微力ながら、そう思います
(試合結果はどうにもなりませんが…😊)

私が「Nahoさん」を知ることになったきっかけは、あまりにも当たり前だけどそれが困難な現状だというポストでした
「ゴール裏で他のサポーターと一緒に応援したい!」
サポーターなら誰もが共感することでしょう
しかし残念ながら最新のピースタでもそれはできません

ビジターのサポーターさんからベタ褒めされるピースタですが、実はこんな当たり前のことができないスタジアムなんです
おそらく気づかなかった方がほとんどだと思います
私もそうでした

なぜ気づかなかったのか?
それは知らなかったから
きっと車椅子で観戦する方が我慢していたからです
最初から諦めていた、いや、諦めさせられていたが正しいかもしれません

Nahoさんは団体を立ち上げ、障害のある方のスポーツ観戦環境の改善を目的として活動されています
『非営利一般社団法人 VER Sports Base(ベルスポーツベース)』

誰もが気兼ねなくスタジアムへ来て、笑顔で帰ることができるように、まずは知ることから始めましょう
『すべての人が、スポーツで感動を紡ぐために。』(Nahoさんから引用)

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